昨年夏からブログの更新をしていませんでしたが、新年を契機に一旦ピリオドを打ちたいと思います。
耳鼻科はどうしても冬から春(花粉症シーズン)が忙しくなるのですが、昨年は職員の退職に伴う労務管理やクリニックの整備のため秋からかなり忙しくなってしまいました。
ブログを更新する余裕すらなかった訳ではありませんが、医療関係者専用のSNSや掲示板への投稿、それに何よりFacebookへの加入で、そちらの閲覧・書き込みの方が多くなってしまいました。
医療機器の更新などした際やトラブル情報については、また書き込むことがあるかとは思いますが、一応無期限休止と言うことで。
# by engage_octaver | 2012-01-03 10:46
「大型で強い」台風6号はまだまだ勢力が衰えないようですが、九州からは少しずつ離れているようで、雨は午後には止み、風ももうだいぶおさまりました。昨夜の暴風はすごかったですが…
クリニックに来てみると風対策をしていたお陰で、小さな草花がやられた以外は被害はほとんど無かったのですが、中待合室から雨漏りが(T_T)
これまで結構な雨量でも新築の強みで雨漏りは全くなかったのですが、横風でどこか隙間から入り込んだようです。また工務店に来てもらって点検と修繕ですが、予定外の痛い出費になりそうです。
まだ3年しか経っていないのですが、これから本格シーズンなので放っておく訳にもいかず、やられました。
# by engage_octaver | 2011-07-19 18:34 |
開業
『Brain Box』のサブサーバーを設置し終わってやれやれと思っていたら、しばらくしてDr.用の入力端末の動きが非常に鈍くなっていることに気付きました。それまで画面の切り換えを意識することはなかったのに、問診から検査オーダー、所見から処方入力など、作業を進めるたびに“引っかかり感”を感じるようになりました。
当初はサブサーバー設置の影響だろうと思っていましたが、ユヤマにいろいろ調べて貰っても原因不明です。そうこうするうちに、どうも同時期にアップグレードした「ATOK2011」が悪さをしているのではないかという結論に至りました。ATOKそのものは開業当初から電子カルテ端末にインストールしており、それほど大きなトラブル無く経過してきました。電子カルテのベンダーによってはいくら大手が開発しているとは言えMicrosoft純正以外のIMEを入れることを厭がるところも少なくないようですが、これがないと正直仕事になりません。一旦削除して経過を見るか、あるいは以前のATOKのバージョンにダウンロードするか、非常に悩みました。
結論から書くと、やはり「ATOK2011」が犯人で各種アプリケーションに悪さするようです。
ネットで検索すると出てきますが、ATOKそのものを入れるなとか、アップグレードする奴が馬鹿とか…まぁ参考にならないアドバイスも多数見受けられます。
結局は
ジャストシステムのサイトにあった対策と、ネット上でみつけた
「確定履歴の消去」という方法を使ってみたら、快適に動くようになりました。
その後は再発しないので、おそらくアプリケーションとATOKの相性と言うことになるのでしょうが、変な気分です。自分が個人的に使っているノートPCには山ほどアプリケーションが入っていて、なおかつ電子カルテとほぼ同時期に2011バージョンにATOKをアップグレードしたのに症状が出ていないのも不思議です。
「Google日本語入力」は一時期話題になりましたが、どうなんでしょう?
自分としては専用の医療辞書が発売されているATOKから離れられないような気もしますが、こういうバグ(仕様)はホントに気が滅入ってきます。 解決するまでストレス溜まりまくりでした...orz
# by engage_octaver | 2011-06-27 19:46 |
電子カルテ
電子カルテのサブサーバーをようやく設置しました。
設置を決めてから1ヶ月以上かかってしまいましたが、支払期間の設定をどうするかで時間を取られてしまいました。電子カルテシステム一式は開院当初に導入した時点で、5年間のリースにしています。今度の追加機器を導入するのにリースにするか割賦払いにするか、またその支払期間をどうするかでベンダー、リース会社、税理士事務所と相談。結局は電子カルテの残りのリース期間に合わせて割賦払いと言うことで追加購入と言うことになりました。新たに5年間程度のリースにしなかったのは、次の電子カルテのメジャーアップデートの際にサーバー、サブサーバーともすべて入れ替えなければならないかもと営業担当に言われたためです。
うちの電子カルテはハード込みで提供されているため、こういうときに割高感が強いです。ハードを独自に決められる電子カルテシステムの方がこういうときはありがたいですね。
# by engage_octaver | 2011-04-24 18:44 |
電子カルテ
2月2日(水)の朝にクリニックに来てみると、早番の医療事務スタッフが電話をかけながら焦っています。「何があったの?」と尋ねたら、「電子カルテのサーバーが立ち上がらないんです!」って、今度はこちらが朝から顔面蒼白モードです。
電子カルテの担当者やベンダー本社に連絡を取って、指示を仰ぎながらいろいろとやってみますがサーバーは電源を入れてもシーンとしたままです。
電源コードを抜いたり、無停電電源装置を外してみたりとしましたが、全く反応がありません。
ベンダーからは「ハードの不具合のようなので、メーカーの担当者を向かわせますが、昼過ぎになると思います。それまで“紙とメモ”で運用して下さい」と言われ、覚悟を決めてメモ紙をカルテ代わりに診療を始めました。
まぁ、しかし過去カルテの閲覧は出来ないし、検査オーダーも処方箋もすべて紙を介するので一人を診るのに2、3倍の手間がかかります。
今日はどうなるか!と思っていたら、サーバーがのろのろと立ち上がりました。診療開始から30分遅れで通常業務に復帰し、診療を終えることが出来ました。
結局はサーバーの基盤がおかしくなっていたようで、部品を取り寄せて丸ごと交換になりました。水曜日は午前中の診療だけの日なのですが、修理と復旧確認のため午後3時過ぎまでクリニックに居残ることになり、午後の予定はほとんどパーになってしまいました。
今日は何とか無事に動きましたので、ホッとしていますが、いや焦りました。
初期投資を抑えるためにサブのサーバーは置かないシステムにしていたのですが、危機管理の点では甘かったです。
いくら電子カルテのバックアップは取っていても、そのサーバー本体が立ち上がらなければデータを見ることすら出来ません。まったくお手上げの状態で、電子カルテの怖さを感じた次第です。
早速サブサーバーの見積もりを取りますが、高価だったらどうしようかというところです。
やっぱり「ダイナミクス」が面倒でも安上がりでいいのかも知れないなと、ちょっと心がふらついた怖い経験でした。
# by engage_octaver | 2011-02-03 20:08 |
電子カルテ
12月29日まで仕事(午前は診療、午後はレセプト)をしていたせいか、年末は年越しの準備でバタバタ。今年の正月は当番医が入らなかったのでのんびりするはずが、ゆっくり出来たのは元旦だけで、2日は実家であれこれ、3日は録りためていたTV番組を見ながらパソコン内のデータの整理などであっという間に寝正月は終わってしまいました。
遠くに旅行された方や、何日もかけて帰省された方々はもっと大変だったでしょうが、年末年始はやることが多くて休日としては短いなぁと。
贅沢言っちゃきりがないですけど、1週間ぐらいあるといいなと思ってしまいます。開業医は“年休”がないので、天皇誕生日やクリスマスと続けての休みとは行かないし…
大晦日の遅くまで頑張っておられる開業医の先生も多いので、甘えたことも言えませんが。
さぁ、明日からまた日常診療に戻りましょう。
# by engage_octaver | 2011-01-04 01:17 |
開業
散々マスコミで報道されている市川海老蔵の傷害事件ですが、どうも顔面の外傷は
思ったよりも重傷のようですね。
この報道で気になるのは手術名が「上顎洞根本術(じょうがくどうこんぽんじゅつ)」となっていることで、これは一般的には「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」という慢性の病気に対して行われる手術の名称です。あの健康そうな役者が副鼻腔炎に罹患していたとは思えませんし、“眼球下の粘膜を除去”と書いてあります。

おそらく彼は外傷で目から頬部(ほおの部分)を殴られ、「眼窩底骨折(がんかていこっせつ)」を起こしたのではないでしょうか。文章だけで説明するのは難しいですが、外からの圧力で眼球が圧迫され、さらに眼球を支える骨が下方に折れてしまったものと推測されます。なかなかうまく解説してあるサイトが無いのですが、
形成外科のとある解説の中に比較的分かりやすく書いてあります。
耳鼻科の専門医がいる総合病院でないと治療にたずさわることが少ない疾患でですが、救急の場では比較的見ることがあります。骨折部位が広かったり骨片が蝶番のようになると眼球を動かす筋肉や周囲の神経・血管を傷つけることがあるのが厄介です。顔が命の役者ですし、骨折を整復する耳鼻科のみならず形成外科や眼科も総動員しての治療でしょう。眼球運動障害などの後遺症も十分起こりうるのですが、もしうまく回復しなかったら治療チームがマスコミに叩かれるのでしょうね。すごいプレッシャーだろうと同情します。
「耳管開放症」と言う、耳鼻咽喉科ではそれほど珍しくないけれど、でも一般的にはほとんど知られていないこの病名をここ数日良く耳にするようになりました。
歌手の中島美嘉がこの病気によりしばらく休業するという、ファンの方のみならず驚きのニュースが流れています。御本人はゆっくり養生して、本来の歌手活動に戻れるように願っています。
自分も特に熱心なファンという訳ではありませんが、あの独特な声は希有な存在ですから、長期離脱は残念なことです。
ところで、この病気について医学博士の
中原英臣なる方がワイドショーの中でコメントを求められて「いろいろな病気で起こるが、先天的な要因もかなりある」なんてことを言っていました。それを聞いて某大物タレントが「先天性なんて怖いですね」と一言。
うーん、確かに先天的な要因も全く否定できませんが、一般的には耳管開放症は生まれついてのものは稀です。一番大きいのは体重減少や筋力低下で、女性の過度なダイエットや重い病気のあと、手術などで十分食事が取れなくなったなどの理由が一番多いです。妊娠や経口避妊薬(ピル)の内服が原因になることもあります。
今回の中島美嘉さんの場合は見るからに“痩せすぎ”が原因でしょう。
元々食が細いのか、コンサートやアルバム収録で過労が続いているのか、あるいは精神的なストレスがあるのか、いずれにせよ現在の働く環境の問題と思います。
テレビに出演するコメンテーターとして「周囲(事務所)が働かせすぎたんでしょう」なんてコメントは口が裂けても言えないでしょうが、とってつけたような“先天的な要因”などと言うのはどうでしょう。
この疾患で悩んでいる患者さん達にものすごく失礼だし、誤解を与えかねません。
だいたい、ワイドショーも耳鼻科のDr.につてが無いのか、安直に専門外の人間に聞くからこういったことになるんですよ。だからTBSは落ち目なのでは??
# by engage_octaver | 2010-10-25 18:38 |
耳鼻咽喉科
昔から耳鼻科や小児科は「季節労働者」と言われてきました。季節の変動による患者数の増減が極端なのでそう言われるのですが、開業医は特に顕著です。風邪がはやり出す秋の終わり頃から患者さんが増え、花粉症の時期にピークを迎えます。そして、学校検診の波が終わる6月頃から急カーブで外来患者数が減ってきて、夏場には閑散とします。自分が研修医の頃は夏休みには検査や手術目的の児童で外来が混んでいたものですが、今は“休みは休み”という感じで、大学病院でもない限り淋しい外来となってしまいます。
これと対照的なのが皮膚科で、湿疹や皮膚炎が気温が上がるとともに増えてきて、夏休みにピークを迎えるようです。冬場は暇になるらしいですから、やはり季節労働者と言えるでしょうか。
よく医師同士が結婚して開業し、「内科・小児科」とか夫婦それぞれの専門分野の標榜科で診療されている組み合わせを見ることがありますが、「耳鼻科・皮膚科」や「小児科・皮膚科」なんてのは、患者数を補完する意味ではいいのかも知れません。私が住んでいる地域にはそんな組み合わせの医師夫婦はおられませんが、収入は安定するでしょうし、駐車場なども無駄にならずに良さそうです。
# by engage_octaver | 2010-09-06 00:41 |
開業
前回書いた画像ファイリングシステムのトラブルが解消しました。
結局はハードのトラブルってことになるんでしょうか、RAIDシステムを構成している2基のHDDのうち1基への書き込みがうまく行かなくなっていた?らしく、HDDの交換のみで出張修理は終わりました。
状態の確認とHDDの交換で約30分の修理時間で、今回はサポートの人間も時間通りにやってきたので診療には全く影響せず、あっけないトラブル解決でした。あとはRAIDアプリケーションが自動的にミラーリングして元の状態に戻し、HDDの中身も元通りという訳です。
いつもこれぐらいあっさり終わってくれればマイナートラブルを気になしくて済みますが、すぐに対応できないことがあるので悩ましくなります。スタッフに任せる訳にも行かないし、なかなかです。
終わってしまえばなんて言うことのないトラブルでも、小さな診療所では全部院長に負担が来るのが辛いところです。
# by engage_octaver | 2010-08-25 18:21 |
電子カルテ